[後編]紐靴は何歳から履けばいいのか?問題

靴や足のtips
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まさかの紐靴の話2週目です。
結構書き始めたら長くなってしまったのでw

2週に渡って続くのは初かも…

どうも、密かにアンチエイジングを企んでいるスタッフのヤサクです。




実は前回の紐靴の話、めっちゃ長くなってしまったので半分でぶった切ってまして…



中には
「早めに紐靴に移行させたい!」
と言う親御さんもいらっしゃると思います。




しかし、前回もお伝えした通り
本人の熱量
というのはとても大事。




押し付けられたものをきちんとする、しかも紐靴みたいな面倒なものをっていうのは相当自制心のある子か、前世の記憶があるか、異世界からの転生者くらいしかおりません。




お子さんを説得して、やる気の火種を生ませるには「紐靴を履くとこんな良いことがあるよー」というメリットをちゃんと大人が整理しておくというのは大事。




逆に、不器用なのに「絶対紐靴履きたいマン」になってしまった我が子、もしくは「早く我が子に紐靴を履かせなければッ!」という親御さんに少しクールダウンさせるためのデメリットも併せて考えていこうかと思います。



紐靴のメリット

さて、紐靴に変えることのメリットを考えてみましょう。

①フィット感が高まる

これは言わずもがな。




通常1本でしか締めるところがないマジックテープより、6・7箇所くらい締める箇所がある紐靴のほうが、圧倒的に足にフィットさせることが可能です。






とかく靴は足の一部になって骨や筋肉の代わりをしてくれる道具なので、フィットさせることのできる要素は必須。




「『靴の動き』と『足の動き』がズレる」ことで、タコや靴ずれなどの小さなものから、外反母趾などの目に見える変形のようなトラブルが起こるリスクが高まるので、ちゃんと履くことは大事。




「だらしないから」という感情的な理由ではなく、理由あって紐はちゃんと結ぶべきなのです。



②選べる靴のバリエーションが増える

紐が結べるなら、あえてマジックテープを選ぶこともできるし、履ける靴の選択肢が増えます。




脱ぎ履きが多い日にはマジックテープ
一日履きっぱなしの日は紐靴
など、その日のスケジュールに合わせて選択することも可能。




私もあまり歩かない日はスリッポンで、がっつり歩き回るときはゴリゴリに調整したインソール入りのスニーカーで出かけます。




内面の成長においても、「先を見据えて何かを選択する・自分で決める」という機会は増やしてあげたほうが、いざという時に問題解決能力につながるかもしれませんしね。



③カスタマイズで遊べる

紐も形や色が様々あります。




ロー引きのような細く丸い紐だとフォーマルっぽくなるし、太い平紐だとカジュアルになります。






色も様々なものがありますし、靴の色合いのバランスをみてカスタマイズすることが可能。




年頃の女の子では遊び感覚で組み合わせを選ぶのも楽しいのではないでしょうか?



紐靴のデメリット

ではデメリットとは?というところを考えてみます。

①管理が面倒

デメリットはコレに尽きます。とにかく解けたときが面倒です。




小学生のお子さんだと運動量が大人とは違いますし、
解けるときは大抵「何かに夢中になっているとき」でしょう。




そんなときに解けてしまって、いちいち結んでいては興が冷めるというもの。




そんな繰り返しで「結びっぱなしで脱ぎ履きする状態」になってしまうかもしれないのは注意が必要です。




以下は管理を怠った時に派生するデメリットです。



②足部変形の危険性

紐がゆるいまま履いていると、足が靴の中で滑ってゆびや爪周りの怪我や変形が起こるリスクが高まります。



生まれつき関節が柔らかい子は、靴でしっかり固定してないと外反偏平足や外反母趾など、猫背や噛み合わせなど上半身のバランスが崩れうる症状に派生する可能性も出てくるので注意です。



③事故の危険性

解けた紐を放置。
あるいは細足の子がきっちり紐を締めるとものすごく紐が余ってしまうと、自分で紐を踏んで転んでしまったり、エスカレーターなどに巻き込まれる可能性はあります。




普段から「出したものを片付けること」「開いたドアを閉める」などの細かいところから「解けている状態を放って置けないマインド」を養ったり、お弁当箱の包むのに紐を使ったり、ズボンの紐を結んだり身近で紐に触れる習慣短い紐に替えるなどの対策が必要でしょう。



④しっかり締めずに履くと靴のダメージが早い

締めずに履く=足にフィットしていない=余計な”動き”が生じる
と言う事で、靴底の消耗、インソールの消耗が早くなります。




それに加え、ねじ込むように履くことにより、ヒールカウンターという踵を支えるパーツが潰れて骨格を支える力が落ちるばかりではなく、折れたカウンターが生地を突き破り皮膚を傷つけてしまう恐れもあります。




得てして「道具」というのは使い方を誤れば危険が伴うもの
「正しく使う」というのを意識づけした頂きたいものであります。




正しく履いて良い紐靴ライフを!

さて、なんやかんや、2週に渡ってあーだこーだ言いましたが、これらも一つの考えとして絶対的なものではございません。




なにかきっかけの一つになればとは思いますが、しっかりとお子さんと相談してゆっくり生活の中に紐靴を馴染ませていっていただければと思います。




幼稚園から紐靴を履いたっていいし、逆に大人になってもマジックテープを履いたって良いじゃないですか。




もっとも大事なのは「自分に合った靴を、きちんと履く」
これがブレなければ、話し合った上で決めたのであれば後は好みです。




難しいことは考えずに気楽に参りましょー




それでは~

























































編集後記と言う名の”駄文”

改めましてスタッフのヤサクです。
毎度くだらない話を展開するこの枠へようこそ。




先日この枠で「久しぶりにベース弾きに行った!」って話をしました。

この記事の駄文枠ですね。




そこで久しぶりに会ったかつてのセッション仲間たちもいたのですが、我々がガンガンセッションしてたのも8年以上も前の話。




ともすれば「老けた」「老けてない」の話になるものですが、ありがたいことに僕はまだ「老けてないねー」の方に入っているようで、日々頑張った成果が出ているかなーと思ったり。




しかしこれでも30代に入ったころには白髪とかそれなりにあったりして、それなりに老いを感じたりしたもんですが、食生活を変えてからは白髪が減りまして。




ファストフード、揚げ物、糖質過多なものなどを避け、野菜を食べる量を増やしたり、抗酸化作用のあるコーヒーやブルーベリーを常食してたら自然と気にならなくなりました。




しかし別に若返ったわけでもなく、「過剰な老い」を食い止めたにすぎず、確実に老いは平等にきますからね、悪あがきです所詮。




幸いなことに、アラフォーになってしまった今も「老い」というものを実感しない日々を送れております。




これからもアンチエイジングに邁進していく所存でございます。




それでは~

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