学術大会と静岡旅行に行ってみた

〇〇やってみた
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今回はIVOJapan学術大会の静岡大会に行ってきましたんでそのレポートです。
半分以上は「旅日記」なので読み飛ばしても何ら支障はありませんw

3日ほど静岡に行ってきました

ちょいちょい文末の”駄文枠”で
「IVOJapanの静岡大会に行くよ~」
という事を書いていたのを覚えている方は少ないと思いますw




もうちょい詳しく書くと、
「IVOJapan」っていうのは
「日本整形靴技術協会」という団体で、
HOME – IVOjapan (wpcomstaging.com)




「整形靴」というのは
「歩行をサポートするための医療目的の靴のことを指す」とこちらのサイトで書かれておりますね。
整形靴とはどんなもの?|医療のお仕事辞典 (kmw.ac.jp)




そのIVOJapanが主催の学術大会なんですけど、「学術大会」ってのは端的に言えば「研究発表の場」って感じです。




今回の大会では、義肢装具士さんですとか靴屋さんですとか医大のいろんな科の方々ですとか、他分野で活躍する方々の研究発表がなされました。




今回なんで行ったかと言えば、「シューフィッター祭り」という催しも併催されるとのことで、「シューフィッターは特別価格だよー」という甘い誘いに、のこのこ乗っかったというわけですw
もちろん勉強にもなりますしね。




大会は2日間のプログラムでしたが、有休も使い2泊3日の静岡旅行も兼ねて行ってみようという事にしました。




一人旅ってほぼ初めてなんで、なぜか静岡のグルメに詳しい副店長”金子”にアドバイスをいただきながらホテル取ったり、新幹線のチケット取ったりしました。




もう彼には頭が上がりません。
毎日彼の住んでいる方向へ向かって、毎朝一日5分、感謝の正拳突きをしたいくらいです。気持ちはね。







1日目

慣れない新幹線にドキドキしながら、窓から見える富士山に畏怖を抱きつつ1時間ちょっととは思えない短さで静岡に到着。




会場は静岡駅から近い
「男女共同参画センター あざれあ」

エレベーターで受付の6階に出るとビシッとスーツで決めた美男美女がお出迎え。




受付を済ませ、お弁当チケットをちゃっかり受け取り大会が始まるのでした。
ヤッター,タダメシダー(参加費の内かと)




論文自体はグーグルスカラーとかでたまに読んだりもしますが、こういう研究発表を生で聞くのは初めてでした。




研究結果を読み上げた後に、質疑応答の時間が少しだけあり、装具会社の方やお医者様などからの鋭い質問・指摘が飛び交っておりました。




「そんな難しい質問答えられるんか!?」
というのにも柔軟に受け答えしている様は、僕としてはたいへん高度なやり取りに思え、めちゃくちゃ刺激になりました。




会場は一つではなく、大きく分けて大ホールでやっていた「大会部屋」と、
広めの会議室でやっていた「シューフィッター部屋」を行き来しながらの2日間でして、
結局僕は実習形式が多めのシューフィッター部屋に行ってた時間が長かったですね。




全てのプログラムが学びになったのですが、とくに勉強になったのは
「白熱教室ーゼミ形式で現場の問題を解決ー」
というもの。




その場に居合わせた数人でグループを作り、現場でシューフィッターを悩ます問題を一つ取り上げ、解決策を提案しあうという内容でした。




しかし答えに行きつかない場合は講師である、新潟医療福祉大学 教授
「阿部 薫」先生
にアドバイスをもらう、というもの。




あまり靴などに詳しくない方はご存じかわからないですが、靴・足に関してめちゃんこすげー先生の一人です。




そんな先生のサポートがあるもんで、めちゃくちゃコアな質問が飛ぶこと飛ぶこと。




僕のグループは「脚長差」に関しての質問をさせていただきました。




具体的な内容は言えないのが残念ですが、ほかのグループも
「確かにそういうパターンに遭遇すると困るよね!」
という内容のもので、めちゃくちゃ勉強になりました。




他には「足の骨を動かしてみよう!」というプログラムがありまして、この時間の講師は
「島村 雅徳」先生
というこれまためちゃんこすげー先生の一人です。




内容としては足の骨の位置イメージしつつ、それぞれの関節の可動性を確認してみようというもの。




ちょっと何言ってるのかわからないと思いますが、足というのは細かーい骨の集合体なので、色んな関節が存在します。
例えばこんな感じ。

この他の関節とも連動して「歩行」がなされているのです

なので一つ一つの骨を触りつつ、要所となる関節を一つずつ動かしてみようという、これもまためちゃくちゃ勉強になる時間でした。




基本2人1ペアで行ったのですが、時間が余れば他の方の足も見せてもらい、色んな方の関節の動きをみさせていただきました。




そんなこんなで1日目が終了。




2日目はみんな帰ってしまうという事なのか、1日目の夜に懇親会が催されました。

静岡おでんうまし!




まぁこれは余談なんですけど、僕いまの会社に入るまでちゃんとした名刺って持ってなくてですね。




「名刺を持って歩く」という習慣がないもんで、この懇親会の時に痛恨の「名刺をホテルに忘れる」というヘマをやらかしておりましたwww




いや~お恥ずかしいwww






2日目

朝、会場へ向かう前に副店長に教えてもらった、静岡で展開するカフェ「hugcoffee(ハグコーヒー)」を教えてもらっていたので、朝「hugcoffee 紺屋町店」で買っていきました。

香りはフルーティだけど酸味は抑えめで、きりっとした苦みがあり大変美味でした。



それはさておき、
2日目(最終日)は13:00で終了だったのですが、そのあとに「市民公開講座」というまた別の催しがありまして、そこでこれまた靴・足界隈では有名な
「塩之谷 香」先生
が講演をなさるという事で楽しみにしておりました。




塩之谷先生の著書も読んだことがありますが、足と靴を学び始める方にはでまず読んでいただきたいくらい、専門的でかつわかりやすい内容です。
足のトラブルは靴で治そう―ようこそ足と靴の外来へ! | 塩之谷 香 |本 | 通販 | Amazon




公演自体もすごく面白くて、もしかしたら僕「本の著者」を生で見るのは初めてなんじゃないですかねぇ。




内容は、整形外科医である塩之谷先生が出会った患者のケースをベースに、靴選びの重要性や見逃せない足病の症状や、やってはいけない対策をお話しいただきました。




是非とも広く一般の方に聞いていただきたい話でしたが、いくら「市民公開講座」と言っても、あの場に一般の方がどれだけいらっしゃったのかはわかりませんw




もう2日間ともおなか一杯な内容でしたが、お昼はおいしい蕎麦をいただきましたw
静岡県静岡市の蕎麦屋 | 手打ちそばなら「そばの実」 (sobanomi.com)




今更なんですが、1日目も外で食っときゃ良かったッ!!!
弁当食っちったッ!!































ここより”駄文”拡張枠です

あ、もうここからはただの食いだおれ旅行記なんで飛ばしてもokですw

飯テロにご注意ください。
おいしそうな写真が多数掲載されておりますw









会場の皆々様が早々とお帰りになられる中、もう一日静岡に滞在できる僕は明日の予定を考えつつ街ブラ。




駿府城公園周りまで移動し、また「hugcoffee」を見つけたので一休みしましたw
今回は「宇宙一濃い抹茶シェイク」とたまたま目についた菓子パンに舌鼓。

確かに濃くて甘さ控えめ。 
でも苦いという事でもなく、絶妙なフレーバーでした。



宇宙には行ったことないけど宇宙的な味がしたと思います。 
すみません、宇宙のカフェは行った事がないもんでよくわかんないっすw




このパンのロゴにある「ハードケー」ってなんや?と思ったら、これも静岡発祥のお店らしいですね。
静岡のハード系パン専門店「ぱん屋ハードケー」 (panyahardk.com)
「お酒も飲めるパン屋さん」なんですって。
ん~、行きたかった。




「ハード系」とのことで、けっこう硬めのパンだったんですが、中のレモンピールの入ったジャム的な層はしっとりしてて程よく甘く、おいしかったですよ。




帰りに手持ちのコーヒーも買って出ました。 あ、カップの絵違う。

そこかしこに望む雄大な山々を眺めながら散策していて、ふとふと思ったのが、
「あれ?静岡って富士山近いよな? 
わざわざ静岡まで来て富士山近くまで行かないなんて頭おかしいんじゃないか!?? 
俺!
今でしょ!(←?)



当初は「お土産を買いつつ静岡の街をレンタサイクルでぶらぶらすっかなー」とか思ってたんですけど、3日目は
「俺、どっかの山のぼるッ!」
というのが急遽決まりましたw




ちなみに2日目の夜は、これまた副店長にそそのかされ、
「さわやか」
というお店で「げんこつハンバーグ」「ミートドリア」にがっつきました。

肉が肉々しい! 美味!






3日目

「富士山行きてぇ!」
とは思うものの、装備的に富士山に登るわけにも行かないですし、静岡からどこまでがどれくらい時間がかかるとかもわからない。




なるべく静岡からそう遠くないところで、富士山が良く見えそうな観光スポットを探しました。




一つ一つ吟味している時間はありませんので、ほぼダーツの旅よろしく即決したのがこちら。

そう白糸の滝です。




朝6時にホテルを出るつもりが、アラームを6時に設定していて起きるというヘマをやらかしましたが、電車で1時間、バスで30分くらいかけて9時前には到着。




平日の午前中だからか人も少なく、自然あふれるロケーションで、まさに「心が洗われる」場所でした。

正直、地図をだけみたら「ほんとに富士山みえんのかなぁ」と心配していましたが、




がっつり見えました。

いや、なんか合成写真みたいですねw
肉眼で見てても「合成なんじゃねぇか?w」ってずっと疑ってましたw




そして「白糸の滝」もすんばらしかったッ!!

小さな湧き水が集まって広範囲の滝になっている感じ。一面滝!って感じです。
水もめっちゃ綺麗。




滝のホワイトノイズに包まれて1時間くらいボーっとしてましたww




その後も観光コースを散策したり、駐車場近くのカフェでまったりしたりして時間を過ごしました。
スマホの充電もギリギリだったので助かりましたw





大自然パワーも取り込んで満足いたしましたんで、今度は昼飯です。




降りた駅は「富士宮」。
と言えば
「富士宮焼きそば」
が有名らしいのですが、白糸の滝のあの湧き水の透明度を見たら
「いや、蕎麦だろ!」
と思ったので蕎麦食いましたw
「水のきれいなところは蕎麦がうまい」と聞いたことがありますし。




で、実際美味かったんですけどねw
冷やしとろろそば

あ、右のはモツ煮です。
味濃くておいしかったですねー。こちらでいただきました。

さて、大自然パワーも取り込み、腹もふくれたら下山の算段を立てねばなりません。




しかしこういう所なので、次のバスが来るのもあと40分弱ほど…..




ここはもう旅の謎テンションで
「行けるところまで歩いてしまおう」
と思い、歩き始めました。




もうその道中でも、振り返ればいちいち大きな富士山が見えてですね、ロケーション最高なわけですよ。 快晴だし。





意気揚々と下山するさ中、ふと目をやるとそこにあったのは
「ミカンの直売所」

いや急に?w




「でもちょっと歩きながらミカンを頬張るなんて何かええやん? 旅っぽいやん?」
ってことで入店。




しかし中には5kgとか8kgとかで売ってて、少量の販売はやってなさげ。
お店の人もいないし…..




カウンターと思しき傍らに冷蔵庫があり、覗いてみるとこれまた立派な梅干しがありました。

塩分12%とあったこの梅干し、
これお値段いくらだと思います?




















これ
400円です。




やっす!!!




即座に購入を決めて、店の奥にいるおっちゃんを呼んでお会計してもらいました。




でもミカンも気になる….
意を決して
ヤ「あの…..ミカンって個売りしてないんですか?」

店「ん? あぁ、梅干し買ってくれたから持っていきなよ

ヤ「ありがとーございまーすww」

って3つもくれましたw

マジで旅気分を味わえた3日目でした。




後日この「きくち工房」さんの梅干し、食べてみたら結構おいしかったんで、静岡に行く機会があればまた買いに行きたいですねー

ミカンを食べつつバスを待ち、下山して神社な富士宮の街をブラブラして静岡に戻りました。




新幹線の時間までに最後の副店長おススメグルメ「のっけ屋」で
マグロづくし丼
を旅のシメにいただきました。

あまりにもおなか減りすぎて赤身一枚食べちゃってるんですけどねw

あ、右上にあるのは
「黒はんぺんフライ」
です。




赤身用とネギトロ用の2種類の自家製醤油で楽しめるのがまた良きでした。




とまぁマグロ丼で締めた静岡旅でしたとさ。




ってなわけで……
静岡旅のついでにIVOJapan静岡大会に行った話でしたw (逆だろw)





次回は福岡とのことで大変楽しみです。
またグルメレポートしたいと思いますwww
休み取れればですがw








それでは~

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